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マンション建築は構造や規模によってかなり工事期間が違ってきますが、まずは期間の目安を説明する前に、完成するまでの主な工程を紹介しておきましょう。
マンションとアパートは建造物としての構造に違いがあります。また、建て替えの場合は解体工事もトータルの期間に影響するので、それらを加味したパターン別に、建築工事の期間目安を以下の表にまとめてみました。なお、地盤改良工事はひとまず考慮していません。
木造や鉄骨造 | 鉄筋コンクリート造 | |
---|---|---|
更地の場合 | 階数@ヶ月+1ヶ月 | 階数@ヶ月+3ヶ月 |
アパートからの建て替え | 2週間+階数@ヶ月+1ヶ月 | 2週間+階数@ヶ月+3ヶ月 |
マンションからの建て替え | 1ヶ月+階数@ヶ月+1ヶ月 | 1ヶ月+階数@ヶ月+3ヶ月 |
なお、1フロアあたりの工事期間を1ヶ月としていますが、これはあくまで目安。建坪の面積が大きくなるほど工事が長くなる傾向はあります。アパートだと階数分の月数プラス1ヶ月、マンションだと階数分の月数プラス3ヶ月が工事期間のベース。また、木造や軽量鉄骨の場合、工業化されているハウスメーカーなどに比べて、地元の工務店などは工期が長めになるのも普通でしょう。
マンション建築は各工程ごとで、以下のように時間がかかります。
よりわかりやすく10階建てマンションを建てる場合を例としてガントチャートで表しました。
時間がかかるのは、実際の建物の形を作る期間です。躯体工事は階数増加に合わせて工事期間が1ヵ月延びます。1階毎=1ヵ月とされている理由としては、コンクリートが固まって、一定の強度になるまでに28日間かかるため。コンクリートが固まるまでは足場を解体したり、次の階の工事に入ったりすることができません。そのため階が増えるごとに1ヵ月期間が長くなるのです。
きちんと固まるのを待たずに工事をムリに進めると、床や梁がたわんでしまい、大きな事故に繋がる可能性も。無理に工期を短縮するものではないと考えましょう。
工期の見込みをお伝えしましたが、近年では以前よりも工事期間が長くかかっているようです。理由としては、震災の復興による増築に職人が呼ばれるためなのだそう。増築のための人員を確保するため、その他の建築では人手不足だとか。
少子高齢化によって日本全体の人手不足になっているなか、さらに震災の復興に関わる工事によって、国全体で需要が増えている状態なのです。これからマンション建築を考えている人は、現在提示されている工事期間よりも多少長くなると考えておくと、より計画通りに物事が進みます。
マンション建築には短くても1年以上の期間が必要です。建築を進めている間は出来上がっていく様子をみているだけでは勿体ありません。マンションが出来上がって運営を始めると上手くいかずに経営に失敗してしまわないよう、建築中に運営計画・資金計画を立てておきましょう。入念に準備をしておくことで、いざ問題が起こった時も対応がしやすくなるはずです。
マンション建築を計画するのが初めてであり「どこに相談してよいのか分からない」という方は、資金計画から建物・プランまで、ワンストップで提案できる建築会社に相談するのがおすすめです。このサイトでは、信頼できる大手建築会社・ディベロッパーの経営サポート内容や実績を調査、比較紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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※収入・支出の算出額については、空室率、借入金額などの条件は加味していません。
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